サンタクロースと「見えないもの」を信じる心

今年のクリスマスイブ。初めて「本物の」サンタクロースになりました。何度もコスプレはしたことが何度もありますが、娘が産まれてはじめて、本物のサンタクロースの「気持ち」になれた気がします。

いつ子どものお手紙を読んで、どうやっておもちゃを調達して、どのように届けてくれるのか。不思議なことばかりだけど、夜が明けるとサンタクロースからのお返事とプレゼントが届いている。サンタクロースの形跡は残っているけれど、決して、会うことも見ることもできない。そんな存在。

子どもの頃は、そんな存在がたくさんありました。サンタさんにお手紙を書く。お寺で仏様に手を合わせる。暗闇に鬼やお化けを感じ怯える。「見えないもの」を感じ、願い、恐れ、信じていました。ところが、大人になった私達は、便利な現代文明を教授する代償に、目に「見えないもの」や「見えないこと」を忘れてしまったようです。 … 続きを読む

報恩講と御正忌報恩講

12月2日(日)、例年よりは2カ月近く遅くなりましたが、今年も無事、長性院の報恩講をお勤めさせていただきました。

報恩講とは、宗祖親鸞聖人の御恩に感謝するために開かれる法要のことですが、佛光寺派だけでも数百もあるお寺が、命日の11月28日に一斉に開催すると、とても手が足らないし、何よりご門徒さんにご不便をおかけするので、少しずつ時期をずらして開催されています。

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寺院経営とはじめての決算

寺院をとりまく環境が激変しつつある現代。宗教としての本質を守り続けることは重要ですが、今の社会にあわせた「寺院のあり方」や「寺院経営」にも向き合うことが必要な気がします。そのためにも、タブー視されたり、意図的に避けられてきたお寺の内情や実態を開示・共有することは欠かせません。

決算書もまたその一つ。

先日、ようやく念願の決算(試案)ができました。毎年の夏の課題として、勉強を重ねて、あしかけ3年ほどかかりました・・・。 … 続きを読む

まんまんちゃん、あん

先日、仏間で法衣を片付ける少しの間、1歳になる娘をお仏壇の前に座らせました。すると、座るや否や、手を合わせて、むにゃむにゃ、何か口ずさみながら、手を合わせて頭を下げるではありませんか。
さてはて、現在、目下、宇宙語盛りの娘。何と言ったかは不明ですが、もしかしたら、「まんまんちゃん、あん」を覚えてくれたのかもしれません。

「まんまんちゃん、あん」 … 続きを読む

真覚御門主の宝灯伝承式

4月1日(日)午後、暖かな春の陽気と満開の垂れ桜のもと、真宗佛光寺派本山佛光寺の法灯伝承式が本山佛光寺で開かれ、真覚様が第33代真宗佛光寺派門主・佛光寺住職にご就任されました。
代々、山内寺院・六院が伝承式でお勤めをする習わしがあるとのことで、その一角を占める長性院の私も、この尊い法要の末席に連ねさせて頂きました。
30代のお若い御門主。新しい佛光寺の歴史が始まる、そんな瞬間に立ち会うことができて、とても光栄です。

(副住職)