にほんご茶論・第四葉~“酉”と“鳥”~

今年最初の「向鶴文化連・にほんご茶論~言の葉で紡ぐ日本の心」。今回は、酉年の“酉”をテーマに、日本人のための日本語講座をおおくりします。

さて、今年のお正月、「鳥」のイラストが満載の年賀状を見ながら、ふと「“酉”と“鳥”って、どう違うんだ?」って思いませんでしたか。

実は、もともと「酉」という文字には、「鳥」の意味はありませんでした。しかし、古代中国のとある人間が知恵を絞って、「酉」に「鳥」を重ねたことで、「酉」という言葉が広く人々に浸透していくととなったのです。 … 続きを読む

百人一首と坊主めくり ~坊主札が語ること~

お正月遊びの定番、百人一首かるた。坊守は、高校時代から競技かるたをはじめ、かるた関連のお仕事にも関わらせていただくなど、百人一首に精通していますが、私はと言えば、高校の授業で勉強した程度。お正月も「坊主めくり」ぐらいしかしていませんでしたが、最近は、映画化されたマンガ「ちはやふる」のヒットもあって小学生も関心が高いようで、私の姪っ子も百人一首を勉強しているそうです。

さて、「坊主めくり」をしていると、僧侶が大勢登場することに気づきます。「坊主めくり」のジョーカー役として、天皇や公卿以上に存在感のある「坊主」ですが、その和歌についてはほとんど意識したことはなかったので、これを機に調べてみました。 … 続きを読む

年頭のご挨拶

新春の 明き光に つつまれて
聴き開かなん 御国への道

明けましておめでとうございます。新年にあたり謹んで年頭のご挨拶を申しあげます。

昨年は、私たち真宗佛光寺派宗門が長きに亘り待ち望んでおりました次期ご門主、真覚新門の御誕生というこの上ない慶びの年でございました。佛光寺第三十代真承上人のご長男、真覚新門様は、十一月四日に執行されました法嗣御得度式で、「これからは、親鸞聖人に導かれる日々を送り、真承上人の志を受け継ぎ、佛光寺の法灯を継承する決意を新たにしております。」と、力強いお言葉をお述べになられました。また、御正忌報恩講に、初めてご出仕になり凛々しくお勤めいただきました。私たちはこの勝縁のもと、新しい時代の幕開けとして、時代社会に添ったご教導を願うものでございます。 … 続きを読む