サンタクロースと「見えないもの」を信じる心 投稿日: 2018年12月26日 投稿者: ikiru 今年のクリスマスイブ。初めて「本物の」サンタクロースになりました。何度もコスプレはしたことが何度もありますが、娘が産まれてはじめて、本物のサンタクロースの「気持ち」になれた気がします。 いつ子どものお手紙を読んで、どうやっておもちゃを調達して、どのように届けてくれるのか。不思議なことばかりだけど、夜が明けるとサンタクロースからのお返事とプレゼントが届いている。サンタクロースの形跡は残っているけれど、決して、会うことも見ることもできない。そんな存在。 子どもの頃は、そんな存在がたくさんありました。サンタさんにお手紙を書く。お寺で仏様に手を合わせる。暗闇に鬼やお化けを感じ怯える。「見えないもの」を感じ、願い、恐れ、信じていました。ところが、大人になった私達は、便利な現代文明を教授する代償に、目に「見えないもの」や「見えないこと」を忘れてしまったようです。 … 続きを読む
報恩講と御正忌報恩講 投稿日: 2018年12月9日 投稿者: ikiru 12月2日(日)、例年よりは2カ月近く遅くなりましたが、今年も無事、長性院の報恩講をお勤めさせていただきました。 報恩講とは、宗祖親鸞聖人の御恩に感謝するために開かれる法要のことですが、佛光寺派だけでも数百もあるお寺が、命日の11月28日に一斉に開催すると、とても手が足らないし、何よりご門徒さんにご不便をおかけするので、少しずつ時期をずらして開催されています。 … 続きを読む