女は女らしく
父親らしく
母親らしく
ところで
「らしく」って
だれが
決めた?
…過去の標語はこちら
生きる知恵に出会う
…過去の標語はこちら
娘が生まれて早4ヶ月。娘と過ごしていて、はたと気づかされることがある。
娘は、まだ、寝返りもできないし、言葉も話せないし、ミルクも与えてもらわないと飲めない。到底、まだ一人ではとても生きてはいけない。
私はと言えば、立って歩けるし、言葉も話せるし、ご飯もスーパーで材料を買って作って食べられる。大人になって、自分の体を自由に動かして、思いのまま生きられるようになった。自分一人で生きていける。
本当にそうだろうか。
そんな気がするだけで、私もまた娘と全く同じではないか。怪我や病気になること もある。家族や会社、農家さん。野菜に自然に太陽。世界の多くの存在なくして、命をつなぐことはできない。自分の人生でも、おおよそ思い通りにはならない。 … 続きを読む
10日間の本山佛光寺の御堂勤式当番が終わりました。明日からは補導式務の先輩にバトンタッチです。この10日間、晴れた気持ちいい日が続いたからか、はたまた最近人気の御朱印目当てか、ちらほらと参拝客の姿も見えました。朝の静かなお堂のなか、自分と向き合う大切な時間を過ごしていただけましたでしょうか。
さて、なかなか目にすることの少ないお寺の法要。実は、年がら年中、さまざまな法要が営まれていることはご存じですか? … 続きを読む
昨年に引き続き、2回目となる京都若手作家合同展2017″Time of Gold”。無事終了いたしました。たった2日間限定、わずか20畳程度の狭いスペースにも関わらず、200名を越える方々にご覧いただくことができました。
「即得往生」
浄土真宗では、日常のある瞬間に、真実信心を得ることによって生きながらにして往生する、と説きます。私はまだ、その瞬間に出遭ったことはありませんが、偉大な自然の力を目の当たりにした時、連綿と続く命の営みに触れた時、先達の謙虚で潔い生き様に触れた時、例えば、そんな瞬間なのかもしれません。これまでずっと捉われてきた欲や苦しみからすっと解き放たれて、深い歓びを得る。そんな瞬間をイメージして、”Time of Gold”と名付けました。 … 続きを読む