5世紀ごろに、日本に漢字が伝わり、日本語を文字に書き表すようになってから、千年以上が経ちます。それまで、「話し言葉」だった日本語に文字があてはめられ、「書き言葉」が発展することで、より広範囲に、そして、時間を越えて、日本語が広まりました。
6世紀には、大陸から仏教が伝来。日本社会に浸透するにつれ、多くの仏教用語が日本語にも取り入れられていったようです。その中には、現在も頻繁に用いられる言葉も少なくありませんが、「出世」「利益」「快楽」など、本来の意味から真逆ともいえるぐらい、意味が変わってしまったものもあります。 … 続きを読む