「いのちの真実」に気づく

今年の秋は例年にも増して慌ただしい週末が続きました。9月は先代住職の23回忌と先代坊守の17回忌法要、10月は当院の報恩講や「光と海」展。また、親戚の突然の訃報とお葬式もありました。今月には、本山佛光寺の御正忌報恩講も控えています。

さて、お葬式や年忌法要などでお勤めする和讃(日本語のお経)に、下記のようなものがあります。

安楽浄土にいたる人、五濁悪世にかへりては、
釈迦牟尼佛のごとくにて、利益衆生はきわもなし … 続きを読む

お寺とバリアフリー

少し時間がたってしまいましたが、10月19日、当院の報恩講を無事、厳修させて頂きました。今年も大勢の檀家さん、お坊さんにお越し頂き、ありがとうございました。

今年はじめてのとても小さな小さな試み。それは、法要後の門信徒総会と茶話会を、机と椅子を並べて開くこと。 … 続きを読む

「生きる知恵」と京都若手作家合同展(GOLD展)

2月8日、FM京都「アルチザントーク」に出演させて頂き、長性院と向鶴文化連、そしてGOLD展の取り組みについてお話させて頂きました。

DJの和える・矢島さんに私の拙い説明を上手にフォローして頂き、なんとか1時間の番組を終えることができました。改めて自らの取り組みについて考える貴重な機会となりました。FM京都さん、和えるさん、ありがとうございました。

よく考えてみると、GOLD展開催の経緯や目的など、今までちゃんと紹介したことがなかったので、ラジオの抜粋を掲載したいと思います。長文になりますが、ご興味ございましたら、ご高覧ください。

… 続きを読む

春は寝て待て「枝垂れ梅」

2年前、娘の誕生を記念して植えた枝垂れ梅が今年もかわいらしい花を咲かせました。梅は、まだまだ肌寒い季節に、桃や桜に先がけて、一番に咲く花です。

梅は、日本古来の縁起物、吉祥「松竹梅」の一つ。もともと「松竹梅」とは、中国・文人画で好まれる画題のひとつ「歳寒三友」に由来するそうですが、日本伝来後、
松=常緑で不老長寿
竹=成長が早く強い生命力
梅=寒さに耐えて、一番に花咲く
ことから、それぞれ縁起物として扱われるようになったようです。 … 続きを読む

サンタクロースと「見えないもの」を信じる心

今年のクリスマスイブ。初めて「本物の」サンタクロースになりました。何度もコスプレはしたことが何度もありますが、娘が産まれてはじめて、本物のサンタクロースの「気持ち」になれた気がします。

いつ子どものお手紙を読んで、どうやっておもちゃを調達して、どのように届けてくれるのか。不思議なことばかりだけど、夜が明けるとサンタクロースからのお返事とプレゼントが届いている。サンタクロースの形跡は残っているけれど、決して、会うことも見ることもできない。そんな存在。

子どもの頃は、そんな存在がたくさんありました。サンタさんにお手紙を書く。お寺で仏様に手を合わせる。暗闇に鬼やお化けを感じ怯える。「見えないもの」を感じ、願い、恐れ、信じていました。ところが、大人になった私達は、便利な現代文明を教授する代償に、目に「見えないもの」や「見えないこと」を忘れてしまったようです。 … 続きを読む