報恩講と御正忌報恩講

12月2日(日)、例年よりは2カ月近く遅くなりましたが、今年も無事、長性院の報恩講をお勤めさせていただきました。

報恩講とは、宗祖親鸞聖人の御恩に感謝するために開かれる法要のことですが、佛光寺派だけでも数百もあるお寺が、命日の11月28日に一斉に開催すると、とても手が足らないし、何よりご門徒さんにご不便をおかけするので、少しずつ時期をずらして開催されています。

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寺院経営とはじめての決算

寺院をとりまく環境が激変しつつある現代。宗教としての本質を守り続けることは重要ですが、今の社会にあわせた「寺院のあり方」や「寺院経営」にも向き合うことが必要な気がします。そのためにも、タブー視されたり、意図的に避けられてきたお寺の内情や実態を開示・共有することは欠かせません。

決算書もまたその一つ。

先日、ようやく念願の決算(試案)ができました。毎年の夏の課題として、勉強を重ねて、あしかけ3年ほどかかりました・・・。 … 続きを読む

まんまんちゃん、あん

先日、仏間で法衣を片付ける少しの間、1歳になる娘をお仏壇の前に座らせました。すると、座るや否や、手を合わせて、むにゃむにゃ、何か口ずさみながら、手を合わせて頭を下げるではありませんか。
さてはて、現在、目下、宇宙語盛りの娘。何と言ったかは不明ですが、もしかしたら、「まんまんちゃん、あん」を覚えてくれたのかもしれません。

「まんまんちゃん、あん」 … 続きを読む

真覚御門主の宝灯伝承式

4月1日(日)午後、暖かな春の陽気と満開の垂れ桜のもと、真宗佛光寺派本山佛光寺の法灯伝承式が本山佛光寺で開かれ、真覚様が第33代真宗佛光寺派門主・佛光寺住職にご就任されました。
代々、山内寺院・六院が伝承式でお勤めをする習わしがあるとのことで、その一角を占める長性院の私も、この尊い法要の末席に連ねさせて頂きました。
30代のお若い御門主。新しい佛光寺の歴史が始まる、そんな瞬間に立ち会うことができて、とても光栄です。

(副住職)

今年の漢字と「北」枕

年末恒例、日本漢字能力検定協会主催の「今年の漢字」は、「北」が選ばれたそうです。「北朝鮮」や「九州北部豪雨」「北海道産じゃがいもの不作」「北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手」「競馬キタサンブラックの活躍」などが理由だそうですが、例年に比べると、どうもしっくりしないように感じるのは私だけでしょうか。

さて、今回の選考理由はともあれ、「北」という漢字には、「南」や「東」と比べると、どうもネガティブなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。「北」という漢字は、「人」が背中を向けて立っている様子をかたどった漢字だそうで、「にげる」という読み方もあり、「敗北」という言葉に使われたりします。古代中国の風水思想によると、「北」とは、「冬」や「黒」を意味するそうで、そんな影響もあるのかもしれません。また、「北枕は縁起が良くない」と言われるように、「死」を連想させることも一因なのかもしれません。 … 続きを読む