長性院 報恩講

新型コロナウイルス感染症が少し落ち着いている状況でしたので、今回の当院の報恩講はハイブリッド形式にて執り行うこととしました。ご来院の方に加え、遠方からのzoom利用者もちらほら。まだまだトラブルは絶えませんが、少しずつ、この新しい形のお参りも定着してきました。

zoomはもちろんのこと、AR/VRといったバーチャル体験の技術も年々向上していますが、やはり非日常の時間・空間だからこその体験は何物にも替えが難いものです。

お参りの後には、住職から、

<和讃>
仏智の不思議をうたがいて
自力の称念このむゆえ
辺地懈慢にとどまりて
仏恩報ずるこころなし

を主題にお話しをさせて頂きました。

この一年は、境内地での保育園建設・開園や外構・庭園工事など、絶え間なく工事が続く忙しない一年となりました。
今後はこのご縁を活かし「生きる智慧に出遇う」ため、より一層精進してまいりますので、引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。