長性院縁起を修正しました 投稿日: 2024年12月9日 投稿者: ikiru 住職の本山への奉職や博物館への出品などを通じて、当院に関わる歴史的文献や資料に触れる機会も増え、調査を重ねたところ、新しい史実が明らかになってきました。それらを踏まえ、約20年ぶりに、当院の縁起を一部修正致しました。 真宗佛光寺派長性院 生きる知恵に出会う 京都 2015.07.11西ノ坊・長性院縁起真宗佛光寺派長性院の開山は、約700年前。佛光寺中興の祖 了源上人の長息 空信が京都今熊野の地で開山。以降、京の町や佛光寺と共に、その歴史を重ねてきました。 西ノ坊・長性院の開山「空信(性法)」は、佛光寺第七代了源上人(中興上人・佛光寺教団の祖)の子息にあたる。正和2年(1313)、山城国愛宕郡竹中庄、現在の新日吉(いまひえい)神宮の地(東山区妙法院前側町)に、「法興寺」を建立し、「西ノ坊」(後の長性院)と称した。 草創期の佛光寺教団は、山科で「興隆正法寺」と称し活動していたが、嘉暦2年(1327)、後醍醐... Tweet