こどもを通して、いのちの源流に気づく「初参式」

京都教区・御巡教に引き続き、「初参式」が開催されました。「初参式」とは、「生まれてきた尊いいのちを、ともに生きる仏の子」として、家族、親族とともに阿弥陀仏にお参りする行事で、京都地域の寺院の、0歳から小学生まで10名のこどもと親御さんが参加しました。
うまれてきたいのちは、「うまれる前から、はかりしれないいのちに育まれ、願われてきた」ことを、教えてくれる大切な先生。こどもの初参式を通して、私たちに流れる尊いいのちについて、改めて気づかせて頂きました。

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長性院 オンライン春彼岸法要

3月21日、当院の春彼岸法要をオンライン開催いたしました。
ようやく工事が終わった当院の外構や表庭をご門徒の皆様にご覧頂くためにも、ハイブリッド方式での開催を予定しておりましたが、直前になって家族の新型コロナウイルス感染が判明し、急遽、完全オンライン開催となりました。

お勤めの後、住職からは、浄土真宗の大切なお経「正信偈」に登場する「本願海」を引き合いに、「阿弥陀仏の本願」についてお話させて頂きました。

新型コロナウイルス感染症が早く収束すること、そして早く門信徒の皆様に会えることを願っています。

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阿弥陀三尊が並ぶ庭園

保育園舎建設に伴い改修が必要となっていた表庭の工事が年末にようやく完了しました。
園舎の壁がそばまで迫り、園路や物置の変更などで狭くなった境内で、如何にお寺にふさわしい庭園を作るか。加えて、野良猫対策、庭園管理などの要望もたくさん提示し、山田造園さんに知恵を絞っていただきました。

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長性院 報恩講

新型コロナウイルス感染症が少し落ち着いている状況でしたので、今回の当院の報恩講はハイブリッド形式にて執り行うこととしました。ご来院の方に加え、遠方からのzoom利用者もちらほら。まだまだトラブルは絶えませんが、少しずつ、この新しい形のお参りも定着してきました。

zoomはもちろんのこと、AR/VRといったバーチャル体験の技術も年々向上していますが、やはり非日常の時間・空間だからこその体験は何物にも替えが難いものです。

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約100年ぶりに脇掛を修復

当院の脇掛(両脇壇の絵像)を修復しました。左脇壇は「見真大師(宗祖 親鸞聖人)」、右脇壇は「了源上人(本山佛光寺中興の祖)」(いずれも絹本着色)。

ところで、右脇掛は当院の開基 空信上人と聞いていましたが、裏書を確認したところ、了源上人の像図であることが判明しました。文化財に指定されている現物は別途保管していることもあり、いつからか了源上人に差し替わかっていたのかもしれません。

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