阿弥陀三尊が並ぶ庭園

保育園舎建設に伴い改修が必要となっていた表庭の工事が年末にようやく完了しました。
園舎の壁がそばまで迫り、園路や物置の変更などで狭くなった境内で、如何にお寺にふさわしい庭園を作るか。加えて、野良猫対策、庭園管理などの要望もたくさん提示し、山田造園さんに知恵を絞っていただきました。

出来上がった庭は、白砂に苔むした大きな岩が三つ並び、まるで阿弥陀三尊のよう。
紅葉が美しいドウダンツツジ、探し回った薄桃色の山茶花の珍しい品種(アサクラ)、裏庭から移植した桜に似た海棠(カイドウ)、千両・万両・ヤブコウジ、以前より植わっている枝垂れ梅や椿、ツワブキ・ベニシダなど、秋から春が楽しみな庭です。

当院の歴史を見守ってきた古樹も何本か伐採させて頂き、すっきりと生まれ変わった表庭。コロナ禍でなかなか機会が見つかりませんが、極楽浄土を模したような厳かな庭を多くの方にご覧いただける日を楽しみにしています。

<改修前の庭園>

<改修工事>

<改修後>