坊守修行ははじまったばかり

サラリーマン家庭からお寺に嫁いでまだ1年半。まだまだ、右も左もわからないことばかりの坊守(ぼうもり)1年生の私。なんでも、坊守とは、住職や住職候補の妻のことで、読経や法話など宗教的な役割を担う住職に対して、法要の準備や事務、接客など、まさにお寺を守る裏方仕事みたい。そんなの聞いてないよ~ (x x)

自身2回目となる京都教区の坊守会。昨日は、本山佛光寺の研修ホールで、10人ほどの大先輩の坊守さんと一緒に、真宗の代表的なお経「正信偈(しょうしんげ)」を題材に「お念仏の歴史」についてお勉強。

正直、私にはレジュメに書かれた言葉の意味や漢字の読み方さえもほとんど分からず、???連続の1時間半。仏教用語の読み方は普通の読み方と違って独特なのです。

とはいえ、貴重なお話をお聴きすることができ、七高僧と呼ばれる親鸞聖人が選定された7人の高僧方をはじめ、地域や時代を超えて、数え切れない多くの人々によって伝えられてきたお念仏の歴史の一端を垣間見ることができたような気がします。

講話終了後には、大善院さんの精進カフェ「和香」で、美味しいランチ&ケーキをいただきながら、坊守の大先輩方からいろいろなお話を聞きました。

私の坊守修行ははじまったばかりです・・